Home > 音楽 > The Truthについて誰か何か知りませんか?

The Truthについて誰か何か知りませんか?

  • Posted by: Lob
  • 2009年11月19日 22:10
  • 音楽

その昔、映像を記録する手段としてアナログテープをデッキに入れ、磁気ヘッドにテープがこすれるとあら不思議!TV番組が録れるよ!というテクノロジーがありました。きょうびの十代にはなんのことか判らないと思いますが、そういう時代もありました。
さて、そうした時代に音楽好きな人はどうやってPVやらライプ映像を観ていたかというと、TVは地上波しかない時代で、そこには「ベストヒットUSA」だの「MTV」だの「ポッパーズMTV」だの、たまの特番だのをエアチェックして観るかという一択。
もしくはくそ高いビデオソフトを買う(1万円以上するのもザラ)か、西新宿のブート屋でブートライプやら英米だけリリースのソフトを買う(ハズレ率が異常に高い)かという選択肢しかありませんでした。今みたいにYoutubeを使い、PC起動から3クリックくらいで好みのPVを観られるような便利な時代ではなかったのです。

それでもヒットチャートに常駐しているようなミュージシャンの映像はそこそこ観られていたのですが、邦版リリースもないバンドだの、あちらのインディにちょっと顔を出すようなバンドはほとんど観る機会もなく、不自由をかこっている者も多かったのです。

そんな中ボンクラ学生だったわたくしは乏しい家計からビデオを買ったり、友人宅にビデオデッキを持ち込み、ケーブルを配線してダビングしたりとかしてました。
なにしろ知識も金もないので、大して興味もないけど押さえだと思ったものとか、友人や先輩から廻ってくるテキトーなエアチェックビデオもろくな編集もせず録って録りまくりましたが、その中に英「Top Of The Pops」のある回のエアチェックがありました。
なんでそのエアチェックビデオを見る事になったのかその辺記憶は既にないけれど、入手したのは90年代前半だったと思う。

今ぼんやり覚えている範囲では、デビューしたてのシンプル・マインズ(最初はまともなNWだったような気もする)とかニュー・オーダーとか出ていましたが、その中で「The Truth」という、ヴォーカルがとんでもなく不細工なバンドがありました。
あまりにも不細工なので、ルックスで売れたのではない事ははっきり判りましたがしかし、なんで出ているのかさっぱり判らない。
後年知識が増えてから、あれこれ考えるに当時はネオモッズがオーバーグラウンドでちょっと売れた(=本当の旬は過ぎていた)83年くらいだったのでしょうか、既に出遅れた感のあるUKソウルぽい男臭いバンドという位置だったようです。

いろいろ調べたけれど1枚だけそれっぽいアルバムがあり、その後IRSで出したもののその頃はすっかりネオモッズ臭は抜けて、つまらん産業ロックみたいになり、泣かず飛ばずでどこかへ消えたという経緯みたいです。海外の通販サイトでもネオモッズ期のEPくらいしか流通しておらず、それもプレミアがついたわけでもないみたい。日本での情報は皆無。

さて上記「Top Of The Pops」での彼らThe Truthに話を戻しますと、ヴォーカルブサイク、はっきりワーキングラスぽい感じです。ガチムチなのに髪はマッシュルーム、ガタイがいいのでハイネックがパンパンにはちきれそうです。ギター持って歌ってます。
声と歌唱は、「ポールウェラーみたい」という感じでなかなか良いのですが、いかんせん顔が・・・。受け口だわイカツイ顔だわアゴが長いわで、純朴そうな感じというのが唯一の救いどころ。けっこうつらい外見です。
珍しくハモンドオルガン担当のメンバーがいて、どうもこいつが音楽的リーダーだしい風情です。スタカンでいうところのミックですかね。
そう、「イケてないスタカン」という形容がぴったりです。

ここまでボロクソ書いてしまいましたが、しかし歌と演奏はとても良くて、なにより楽曲がめちゃくちゃ良かったのですよ。はっきり覚えていますが「Step In A Right Direction」という曲でした。サビが最高なんだわ。
オーソドックスなスタックスビート(4/4全泊にスネアが入る「ダンダンダツダン」というアレ)、煽りまくるオルガン、野太く適度にソウルフルな歌唱、ああ、英国人特有のあのつんのめるソウル。これです。ツートーンスカとかブリティッシュビートバンドのモータウンカバーとか、ああいうのがクる人なら好きにならずにはいられない、胸がキューンと痺れて無闇に揚がってしまうアレです。
白人最高のソウルをそこに見た!!とハタチそこそこの俺は思ったもんですが、なにしろどこにも売ってない。で大事にそのビデオを見返していましたが、何かの誤操作で上書き録画してしまいそのテープを駄目にしてしまったわけです。せつない。

以来さすがに忘れてしまってましたが、Youtubeで検索してみると

同じく「Top Of The Pops」より
The Truth - Step In The Right Direction (TOTP)
俺の見たテイクじゃなくて口パクですが同曲。

The Truth - Confusion Hits Us Everytime (video)
珍しいPV。これはイイですね!!青臭ソウルが炸裂しています!
もうちょっと繊細があれば、今度はペイル・ファウンテンズとかいういう系統にも近くなってくるぞ!


The Truth - Exception Of Love
これは「悪意という名の街」とか「ヒートウェイヴ」パターンですな。モータウン風味だ。
ハモンドオルガンの人、弾きまくっててかっこいいぞ。
観客にもちらほらネオモッズぽい子が居ていい感じだ。


The Truth / Spread A Little Sunshine
悪くないけれどありがちな感じ…アレンジ変えれば名曲になるような気もするが、微妙。
これが上記「IRS期」だと思う。



以上けっこう見つかった。
このThe Truthってネオモッズ界でどういう位置なんでしょうね・・・判らない。
何曲かこんな感じで見聞きしましたが、Step In The Right Directionが一番いい曲だ。
なんとかこの曲を入手する方法はないものか?
通販?英語力アレだし換金が超めんどくさいから無理。しかし日本で入手するのはとことん難しそうだ。
と考えて検索したら

ありましたよ。モッド専門のポッドキャスト、その名もモッドキャストw。そのなかの一エントリがこれ

かなり古いので検索手間取ったけど、ここに1曲まるまるありました。激しく著作権的にアレだと思うけどいいや。
3:35から始まります。ああ…なんていい曲なんだ…。

それにしても、ぜんぜんThe Truthの情報って無いんだよなあ。
誰かご存知ないでしょうか。本気で知りたいです。

-----------------
追記!!
なんだよ!このモッドキャストのリンク死んでるwwwww
怒ったので、あらかじめダウンしたやつを揚げてやる。多分管理者はもうリンクからはずしたんだろうなあ・・・。
再配布上等だ!
ここから聴けますよ!

 

Comments:2

josef 2009年11月28日 22:00

受け口、アゴ長。なんか親近感があります。


工藤考浩 2009年12月 1日 01:17

五十嵐さんですよねお久しぶりです(ブリーフ)。
工藤ですこんにちは。

いまインターネットの会社に勤めていろいろとやってます。
みなさん元気ですか。

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://lgl.jp/mt-tb.cgi/172
Listed below are links to weblogs that reference
The Truthについて誰か何か知りませんか? from lodge of knowledge ~舞妓探偵食堂3.0~

Home > 音楽 > The Truthについて誰か何か知りませんか?

Recent Entries
Archives
Categories
Tag Cloud
Search
Feeds
Photos

Return to page top