6月の読書メーター
読んだ本の数:28冊
読んだページ数:8807ページ
コミュニケーション不全症候群
追悼用として読んだ:やっぱり名著だ。この時点までの梓は「批評家としてのキレはともかく、尋常ではない没入度と皮膚感覚のリアルさ」で他の追随を許さないアドバンテージが確かにあったと思う。・・・でもそれをフィクション化すると「タナトスゲーム」になるのか?ええかげんにせえよ!駄目じゃん!もう「翼あるもの(下巻)」読み返して口直ししようっと。
読了日:06月30日 著者:中島 梓
お笑い創価学会 信じる者は救われない―池田大作って、そんなにエライ?
読了して「しかし、そろそろ笑えなくなってるんじゃない?」とも思う。また、「笑う」という行為は客観性がその根幹にあると思うので、この場合「笑う者--笑われる者」が同軸に居ないという事が最大の問題点。スタンスは悪くないけれど、この手のツッコミをもはや入れられる人が皆無に近い現状がうすら寒い。とはいえ第一印象より深い志を持った本だと思う。こういう批判もありです。
読了日:06月30日 著者:佐高 信,テリー伊藤
ユダヤ・キリスト・イスラム集中講座 宗教紛争はなぜ終わらないのか
井沢氏がキリスト・イスラム・ユダヤ教の偉い人とそれぞれ対談するのだが、いちばんまともな事を言っているのがイスラム教。いちばん狂った事を言っているのがキリスト教という意外な結果に。岩波文庫3巻本の「コーラン」がいま家にあるけれど、読んでみようかな。
読了日:06月27日 著者:井沢 元彦
嘘だらけのヨーロッパ製世界史
「黒いアテナ」を読んでいないと話にならないという事がよく判った。他、「白人は黒人のアルビノから始まった」という論旨はちょっと無理がないかとも思った・・・。と思っていた矢先にマイケル・ジャクソンが死んで、妙なシンクロニシティだと思ったわたくしです。
読了日:06月27日 著者:岸田 秀
コズミック水 (講談社文庫)
実行犯は虎眼流の使い手としか思えない・・・・・・のはともかく、次はちゃんとした本を読もうと思った。
読了日:06月24日 著者:清涼院 流水
企画屋稼業―超クソゲー外伝
あらゆる創作者必読だと思います。とても志の高い本です。語り口はどうしようもなく露悪的です。その悪人面した毒舌を奮えば奮うほどにゲームへの愛情が迸り、読むこちらも笑い泣きを禁じ得ません。買ってよかった。
読了日:06月23日 著者:阿部 広樹,永山 義明
アリスにお願い (ヤングユーコミックスワイド版)
静謐な恐怖譚。少女のまま死ぬというのはどんな気持ちなんだろう。大人になった当時の愛読者少女は再読してどう思うのだろう。色々考えた。
読了日:06月23日 著者:岩館 真理子
インスマス年代記〈上〉 (学研M文庫)
再読。「大物」が特に良かった。「ブラック・マスク」と「ウィアード・テールズ」って兄弟分の仲なんだよね・・・そういえば。パルプ雑誌探偵が恐怖雑誌の世界で冒険するというのはコロンブスの卵的発想である。・・・ハードボイルド版も出来そうな気がしてきた。リュウ・アーチャーやフィリップ・マーロウが・・・「窓に!窓に!」・・・駄目か。
読了日:06月23日 著者:
ジョーカー涼 (講談社文庫)
詠華幻爾聖妖 と思った
読了日:06月23日 著者:清涼院 流水
一神教の闇―アニミズムの復権 (ちくま新書)
論旨には基本的に賛成。でもそうそううまくいくかなあ?あとお隣の某国についての評価が一定しないのがちょっとこそばゆい。どう位置づけろというんだ。
読了日:06月20日 著者:安田 喜憲
ジョーカー清 (講談社文庫)
意外に面白い事が腹立つ。くそう。・・・一冊も知らずに「カーニバル・イヴ」を途中まで読み「同人臭がプンプンするぞ!すごい悪文で頭痛いよ!固有名詞(特に人名)のセンスが悪すぎるよ!自意識過剰すぎてイライラするよ!著者近影が深刻にきもいよ!話が全然判らないよ!プロットすら追えないよ!」とむかついて放置した後だけに意外。・・・この「ジョーカー」のほうがずっと文体がまともで端正さすら感じるのはなにゆえ?経年変化で劣化してという事?・・・とにかく悪くないです。下巻に期待できる(腹立つ)。
読了日:06月20日 著者:清涼院 流水
華王(はなおう)の犬 (ショコラノベルス) (ショコラノベルス)
判らない・・・判らないよ!
読了日:06月18日 著者:池戸 裕子
ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判 (映画秘宝COLLECTION (20))
何回目かの再読。俺もこんなふうに好きなものについて語りたいと本気で嫉妬してしまう。
読了日:06月17日 著者:町山 智浩,柳下 毅一郎
忌野清志郎1951-2009
厨二病センスだの痛いだの言われ続けて久しいROJだが、こうやってまとめて読むと、実にジャーナリズムとして誠実な媒体だと思った。GJ。渋谷陽一の仕事はやっぱり評価されるべき。・・・そしてなんと言ってもチャボインタビューが白眉。あと写真がとにかく素晴らしい。未読の人は絶対買うべき。
読了日:06月17日 著者:
SFバカ本 だるま篇 (広済堂文庫)
「踊るバビロン」(牧野修)が面白すぎる。なんというイマジネーション。木村央志と組んでゲーム作ってくれ、とさえ思う。このメインアイディアのひとつが後年「傀儡后」で断片的に使われており、そのルーツを確認する意味だけでも買い。超傑作。でも激しく人を選ぶと思う。
読了日:06月17日 著者:岬 兄悟,山下 定,井上 雅彦,難波 弘之,岡本 賢一,牧野 修,梶尾 真治,松本 侑子,大原 まり子,かんべ むさし
コズミック流 (講談社文庫)
皆さんのコメントと同じ。まだ感想持ちようがない。「むかつく!殺人羅列しとるだけと違うか?犯人どころか解決者の探偵すら出てこないよ!」と怒り投げ捨てるには、ここまで読み進めた労力が勿体無い。うーん次いくか…と思ったら、ここで直接の続巻ではなく「ジョーカー」読んどけとのお達し。「絶対そうしろとは言わないが、そんな事したらお前は読書家として下の下!何楽しくて本読むの?」と罵られているような気にさえなってくる。しょうがない。次はジョーカーだ。つまんなかったらマジで窓から投げ捨てるぞ!ギイイイ!
読了日:06月17日 著者:清涼院 流水
孤独のグルメ (扶桑社文庫)
うぉぉぉぉン この前SPA!に短編がサプライズ的に載った(静岡おでんの回)ので、触発されて再読したよ!再読したところ、序盤のゴローちゃんはなんかハートカクテル(@わたせせいぞう)的にスカしている部分があり若干の疑問を感じた。「男は身軽に限る」とか。・・・しかし、永遠の名作である事は間違いない。独り暮らしで外食多い人は誰しも身につまされる事間違いなし。ゴローちゃんは平成のフィリップ・マーロウだな。等身大の。
読了日:06月14日 著者:久住 昌之,谷口 ジロー
銃・病原菌・鉄〈下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎
だめだもう中国人の南方進出とかバンツー族の拡大とかのくだりを読むと「ヒャハハハハ!」「汚物は消毒だ~!」という図しか浮かびません。俺オワタ!・・・上巻に引き続いて無類の知的興奮。傑作。
読了日:06月14日 著者:ジャレド ダイアモンド
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎
何回目かの再読。非常に面白い。俺ごときボケた頭で読んでも「こ、これが知的興奮というやつなんですか」とわくわくするよ!内容は広汎だが骨子を掴めば「全部同じ話」と気付く。そうなんだよ東西に長いほうが文明発達でバキューンバキューンで世界制覇なんだよ!以上。あと「ヒトはなぜヒトを食べたか(マーヴィン・ハリス)」と併せて読むと面白さ倍増である事を保障します。
読了日:06月14日 著者:ジャレド ダイアモンド
ゲド戦記外伝
巻末付録の地誌歴史が一番嬉しかった俺はほんと設定厨。
読了日:06月14日 著者:アーシュラ・K・ル=グウィン,清水 真砂子,Ursula K. Le Guin
第六の大罪―伊集院大介の飽食 (講談社文庫)
追悼として読んだ。:つまんね。確かこの人「小説道場2」で「ガイジンにカタカナで喋らせるな。センス悪い」と門弟作品を叱ってなかったけ?臆面もなくそれをやってる。敢えてやってるふうでもないので、単に筆が荒れた結果こうなんだろうな。それと「実は自殺でした」ってデビュー作でもうやってるだろ!ネタ遣い回しするなとは言わないけれど、もうちょっとわかりにくく使いまわしてくれよ!
読了日:06月12日 著者:栗本 薫
樹霊の塔 伊集院大介の聖域
追悼として読んだ。:不思議な山村の描写にまず惹かれる。たいそう魅力的。それはいいが、ちょっと事件発生まで遅すぎないか?あまりにも収束までバタバタしすぎで、うっかりすると「どういうふうに解決したか」まるで判らないまま終了。単にカップル一組成立した(それもろくでもない成り行きで)という事のみしか残らない。これはまずいよ。そして、上記成立の事情だったら「天狼星2」序盤でXXXXXが「私は伊集院さんに申し訳ない事をしたんじゃないかと・・・」とちょっと済まなそうな感情を持つ理由が全然判らん!ダメです。
読了日:06月12日 著者:栗本 薫
童貞としての宮沢賢治 (ちくま新書)
ある作家(賢治ではない)の日記中、「不摂生をした」という箇所がある。要はオナニーしたという事。時代柄「不摂生」という精一杯キレイに形容したやるせなさ・切なさ・間抜けさ・いじましさが、なんともみぞおちにくる。これはいい!俺も使わせてもらおう。どうでもいいけどこれを読んで今度TENGA買おうと思ったよ。
読了日:06月12日 著者:押野 武志
水曜日のジゴロ―伊集院大介の探究 (講談社文庫)
追悼用として読んだ。一番まともな人はお菊だと思った。いろいろな意味で饐えている本。
読了日:06月02日 著者:栗本 薫
タナトス・ゲーム―伊集院大介の世紀末 (講談社文庫)
追悼用として読んだ。参考文献に中島梓著作を挙げるなと言いたい。他、いろいろな意味であやうい。
読了日:06月02日 著者:栗本 薫
早春の少年―伊集院大介の誕生
追悼用に読んだ。良かった。「天狼星3」もそうだけれど、栗本薫の「田舎少年の話」は厭味がなくて爽やかでいいなあ。
読了日:06月02日 著者:栗本 薫
人と話すサル「カンジ」
「ボノボ(ピグミーチンパンジー)の知能はかなり高く、人語を解したり抽象的な思考が出来たりとか何かとスンゲーですよ!原始時代の人間を類推するのに大きな手がかりにもなるし「知性とは/知能とは何ぞや」という事を人間以外のサンプルで例証できるのです!みんなボノボの良さを判ってお願い!」という主旨の本です。おおそうなのか!と興奮できます。中でも「バンバニーシャ、何を考えているの?」「カンジのこと」というくだりは背筋が寒くなったと同時に「ほっこり」したです!ウキー!バナナくれ。
読了日:06月02日 著者:スー サベージ・ランバウ,ロジャー ルーウィン
無意味な年 無意味な思想
91年のPOPEYE(笑)誌に連載された時評。というか「新聞の読み方」。橋本治氏が「若い者へ向けた啓蒙」していた最末期の著作です。はっきりと「このくらい簡単にしてやんなきゃおめーらには判るめえよ」と、読者を「無知なバカ」と規定して書いてますが、悔しい事にそのボリュームゾーン設定がまことに正確。実際判りやすい。そこが悔しい。「'89」「ナインティーズ」ではまだハードル高い貴方(と俺)へ向けた名著。ものを考えるという事をおろそかにしちゃいけんのだな。取り敢えずバカからスタートするか、俺も。
読了日:06月02日 著者:橋本 治
読書メーター
いやー今月は随分本読んだなー。28冊だってよ。
花粉症で外出困難だったというのもデカイ。
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